本が出ます?

年末年始は、今までのことを書いていました。

本になるかどうかは別として、いつか書かなきゃなーとは思ってたんですね。だって、記憶がどんどん薄れていくし、
アウトプットとして残しておくに越したことはないし。
本っていう形でもネットでつらつら書いていくような形でもいいんですが、
やっぱプロの編集者に見てもらえるってのは、自分が出すアウトプットのクオリティが上がるわけで、
その方がありがたいとも思ってました。

で、運良く情熱大陸のあとに編集者からオファーを頂いて。

でも結構大変なんですね、本を書くってこと。
普段雑誌の数千字は書くことがよくあるのですが、本となると何万字書けばいいんだかもよくわかりませんでした。
なので、あんまり分量気にせず、書きたいこと書ききって送っちゃいました。全部で10万字弱だったかな。
私のこれまでの受験のこと、山のこと、コンサルの時のこと、起業のこと、これから山の世界でやりたいことなんかをとりあえず文字にしました。

で、編集者サマからの返信。
「拝読しました。ご自身の素直な気持ち、考えがコンパクトにまとまっていて好感が持てました。全体的な流れは
これで良いと思います。」

ほっ。

なんとかオッケイみたいです。

あとは数カ所加筆しなきゃならないのと、推敲して表記ゆれ等なんとかせねばなりませんが、
なんとか本になるみたいですね。
(10万字”も”書いたぜ!って思ってたので、これでもコンパクトかー、と思ったのも正直なところw)

出たら、またお知らせしまする〜。

それにしても、本出している人すごいな。ホント、大変な作業なんですね。
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2012年の抱負

2011年のまとめと2012年の抱負を。

[2011年のまとめ]
今年始めた時点での抱負は2点でした。
- レンタル利用者の昨年比5倍
結果、夏のレンタル利用者で5倍を達成しました。地震の影響が出るか心配しましたが、富士山の人気は根強く、富士登山者全体で1割程度減でとどまりました。
一方で経営上の脆弱性も見えました。2つあって、1つはレンタルのタイミングをきちんと予測しないと仕入れがかなりかさんでしまうということ、もう1つは台風等天候によってキャンセルのオペレーションが増えてしまって、次の週末への仕掛けどころではなくなってしまうこと。シーズン性のとても激しいビジネスなので、6月までにこれらの対処をしっかりとやりたいと思っています。

- レンタル以外の事業の柱を3本
うちの場合は、確固たるビジネスモデルがあってそれに邁進する形ではなく、「登山人口の増加」と「安全登山の推進」というミッションがあってそれに伴いビジネスを考えていく会社なので、レンタルに頼るというメンタリティになるのを危惧していました。結果、新品販売、フリーペーパー、中古販売の3つをローンチして、中古販売以外はそれなりに売上もたつようになりました。中古はローンチがかなり遅れましたが、とりあえずローンチできたのでよしと思っています。

[2012年の抱負]
- レンタル者3倍
レンタル利用者のポテンシャルでの試算をしているので、できるだけ早くにパイを抑えたい、と思っています。今期、昨期の3倍が目標です

- フリーペーパーで10万部
きちんと採算にのせた状態+10万部きちんとお客様の手に渡る状態、で。10万という数字は裏付けも根拠もありません。インパクトあるだろ、ってだけで決めています。

- 中古品販売の盛り上げ
中古品販売はポテンシャル大きいと思っています。頑張ります。

- 新たな2事業のローンチ
具体的には、ツアー事業とWeb事業を立ち上げたいです。
内容もある程度固まっていますが、アプリとか作れる体制になりたいですね。

ではでは。
今年も頑張ります〜
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2011年を振り返る

あと1週間ありますが、そしてその間にカキモノのお仕事があるのは重々承知したうえで、
2011年を振り返ってみようと思う。

とりあえず思い出しながら時系列で。

1月。
今年の抱負、「レンタル以外で3つ事業を作る」で開始した2011年。
昨年のレンタル者のデータを持ってメーカーと旅行会社に営業周りをしていた。まだ、なかなか会ってくれなかったなぁ。
ホントに泥臭い「営業」をしていた。
いまでこそWiller Travelにレンタル付きツアー、とか言ってるけど、willerへの営業なんて、彼らが富士山のプロモーションでやっているAmebaブログでメッセージを送ったのが最初だった。さすがにベンチャー気質を残している彼らの動きはとても早く、5月のレンタル付きツアー販売にこぎつけたのだけど。
メーカーも全然会ってくれなかったし、会ってくれて、山歩みちの広告営業とかやっても、
やってることは応援します、が、予算がないので、、、というところがほとんどだった。
それでも何とかなると思ってとにかく1日に何社もアポ入れて回ってた。

2月。
なぜか、「nikkei change makers」にノミネート。しかも事前連絡も無いので、本人知らず。
最後はoisixの高島さんがとるのだけど、このノミネートのメンバーも三木谷サン、孫サン、柳井サンなどそうそうたるメンバーが。およよ。おいらでいいのですか?日経の名を汚してませんか?と恐縮しつつも嬉しかった。
みんな肩書きは、〇〇株式会社 代表取締役とかなのに、おいらだけフィールド&マウンテン代表。
フィールド&マウンテンは会社ですよ、おいらも一応代表取締役ですよ!とつっこみいれながら、
マネジメント部門で皆さん何百人も何千人も抱えている企業の代表の方々で、おいらは1人企業。
おいらだけセルフマネジメントで、というネタも使い倒した。

それに、これは本当に追い風になった。
うちはBtoC企業だけどBとのつながりも当然強い。
会社の人たちが会ってくれるようになったし、信用もついたと思う。
日経BPサマ、ありがとうございました!

3月。
山歩みちの春号が出来上がる。実際に出回ったのは4月だけど、ほぼほぼ完成。4号。
4号だけど、これまでとは全く違う。何かというと、広告が入ったこと。
あの時点での山歩みちに広告を入れるというのは、広告に、ではなく我々の活動に対する応援でしかない。
そういう意味でMizuno、キャラバン、Bergheus、ジスコボルネオ旅行社には今でも頭があがらない。

最初に決めてくれたバーグハウスが決まった瞬間は今でも覚えている。
レンタルに加えてフリーペーパー事業もなんとか売上を立てることができるようになった。1つクリア。

4月。
新オフィス探し。オフィスというか作業場。
自宅で自己資本で始めた家庭内手工業だったので、まずは自宅から出るのが必要。このままだったらストックの先で子供たちがケガをするのが容易に想像ついたし。
色々回ったけど、財布との相談で難しかった。固定費上げたくないし、でも広さは必要だし。
融資が必要なのね、と思い(遅い(汗)、銀行やお役所回り始めたのもこの頃。

5月。
台東区の制度融資つかって融資実行。
最初は月商の3か月分がマックス、とかいろいろ言われたけど、資料ちゃんと作ったら希望額満額でオッケイ。
そして新オフィスへ移行。結局自宅のとなり。自宅からの近さが決め手だった。

6月。
初めて「社員」がはいる。4人。
いきなり取り過ぎかなとも思ったけど、必要十分条件をみたすためにこんな感じ。

この頃、世の経営者たちが言う、「会う人すべてが人材に見える」現象が始まる。
今でも、人と会うとこの人が入社したらどうなるだろう、と思う現象が続いている。

そして、始めました。「やまっ子」新品販売。
もともと新品仕入れ→販売→在庫リスクをレンタルで負う→廃棄コストを中古販売で負うという
流れを作りたかったため、必要なピースが1つうまりました。2つめクリア。

7月〜9月。
レンタル開始。書き入れ時。

レンタルのご利用いただいた人数、売上に関しては予想通り。予想と異なったのが2つあって、
1) 地震の影響で7月が少なく、8月が多かった
2) 台風の影響で、9月の最後の一押しが全部消えた。

天候に左右される商売なので仕方ないのだけど、1) も2) も痛かった。
レンタルは在庫用意しなければいけないので、2ヶ月間まんべんなく利用者がいらっしゃるのがよいわけです。
もちろん、うちはまだ伸びている途上なので、7月よりも8月が多いのはわかっていたのだけど、
予想よりもその差が大きくなってしまった。そうすると、総注文量に対して、必要在庫量が多くなってしまう。

で、9月というのはホント「稼ぎ時」なんです。
8月に十分に用意した在庫が最後の一稼ぎをしてくれる2週間。
この2週間の前半が台風でぶっ飛んだ。これもとても痛かった。

結果、総注文量に対して在庫が膨らみ、仕入れと、保管コストが上がってしまうというブレが起こって、
おいらのエクセルが火を吹いています。

10月。
「情熱大陸」
もうね、日経BPといい、「情熱大陸」といい、マスコミがホントにありがたかった今年です。

脱線ですが、世界七大陸最高峰のあと、あんまりマスコミに好んで出ようとは思ってなかったんですね。
おいら、有名人になりたくて山登ってるわけじゃないし、体育会の部活で、競技種目じゃないので
世界を目指すのは当たり前だと思ってた。マスコミに取り上げられるような大層なことはしていない、と。

そりゃ、エベレストのためにスポンサーが必要だったので、自己を過大に見せようとした時期もありましたし、
スポンサー獲得のためにマスコミに出た時期もありました。が、今や七大陸登ったって山の歴史変えるわけじゃなし、
最年少だって23才ってアスリートとして一番パフォーマンス出せる時にやってるわけで何が最年少?なわけですよ。

で、自分自身を考えたときに、田部井さんほど講演がうまいわけでもないし、野口さんほど人前に出るのが好きな
わけでもないし、石川さんほど文章や写真が好きなわけでもない。
おいら、どう考えてもうんうんビジネスモデルとか仕掛けとか考える裏方側のタイプなんですね。
なので、あんまり前に出たくなかった。自分の登山をメインにやっている頃は。

今は違います。
「登山人口の増加」と「安全登山の推進」の2つのミッションを達成するためには、自分自身がタレント化する
必要は全く無いけれど、マスコミをうまく使って多くの人に広まるようにする必要がある。

そんな必要全く抜きでも、もちろん出たかった番組でした。「情熱大陸」。
実は登山家の時含めて3回目のエントリー?(誰かが企画をもちろんでくれるのが3回目)なのですが、
今回、実際に決まってホントに嬉しかった。

もちろん、いろいろ変化がありました。
書き物の依頼も多くなったし、町や山で声かけられることも多くなった。
なにより、あの番組をみて山に行こうと思いました、という人たちもいて、本当にいい効果がいろいろな所で
出始めていると実感しています。

11月。
中古品販売を始めました。「やまどうぐリサイクル」
ま、オフシーズンなのでそんなに売れていませんが、今後に期待。3つめクリア。

あと、各社との協業が加速しています。
HISと協業したツアー、レンタルとか。

HAT-Jという田部井さんが代表の団体が被災者のために行ったハイキングに装備を提供させていただいたのも
事業としての必要性を再確認した契機となりました。

オフィス引越しました。
今のオフィスは、台東区竜泉1-12-7。5階建て1棟です。

「山から日本を見てみよう」という毎月山に行く企画をやり始めました。
基準はうちの息子(3才)が歩けるぐらいの場所。無料ですので、ぜひ。

12月。
冬物のレンタルを始めました。
昨年は手が回らなくて出来なかった。今年、やってみて、どのくらい需要があるのか見えるかと思います。


起こった出来事はこんなとこかな。

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プロフィール

チョモランマの頂上でThinkPad。

Author:山田 淳(やまだ・あつし)
株式会社フィールド&マウンテン代表 世界七大陸最高峰を登頂しました、山田淳です。2002年にエベレストに登頂し、最年少記録を樹立した後は登山ガイドとして活動しています。120回以上登っている富士山や4回登っているキリマンジャロ、日本の南北アルプス、ネパール、チベット、マレーシアなどでガイドをしています。マッキンゼーという会社でコンサルタントをしていましたが、そちらを辞め、登山の活動を再開しました。 山登りをやってみたいけど機会がない、という人のきっかけ作りができればと思っています。登山の講演活動も学校や企業などでさせていただいています

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ご存知植村直己さんの名著中の名著です。私が世界の山々を目指したのも高校生の時に古本屋で出会ったのがきっかけ。しばらく絶版となっていたのですが、久々に調べたら再び出版されているのですね。

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ワタクシ山田がこれまで唯一登場した本。雑誌は何度か書いたり取材を受けたりしていますが、本はこれ1冊だけなのです。まあ、かなり前なので考え方なんかも変わっていますが、もし読んでいただけるなら。

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